日本人の音楽
こんにちは😊
所沢市山口でピアノ、ソルフェージュを教えています、髙木麻亜子ピアノ教室 Mahko Piano Schoolです♪
昨日とは一転、春らしい暖かさですね🌸
本日、師事している先生のもとへレッスンに行ってきました。
今レッスンでみて頂いているモーツァルトのソナタ、非常に難しく、譜読み、練習の仕方や奏法、、、
頭と身体の感覚がなかなか追いつかず、行き詰まりとても苦しい時期が続いていました😅
レッスンには通っていましたので、頂いたアドバイスやご指摘はとても納得出来るものなのですが、
"これで良いのか?""自分の方向性は間違っていないか?"確信が持てぬまま、練習する日々で、何が正解なのか、正直自分の中で分からなくなっていました💦
そこで頂いた本日のアドバイスは、とても心に刺さるものでした。
それは、「日本人なんだから、日本人にしか出来ない演奏を目指すべき」という言葉でした。
なるほど、とスッと心に入ってきて、何年も感じていた不安や疑問が解消していくような感覚を覚えました。
クラシック音楽自体は勿論西洋から入ってきたものなので、日本人にとっては異国の文化であることは紛れもない事実です。
作曲家や形式、時代背景など、その曲について学ぶことは当然必要です。
しかし、そこから表現を追求していくときに、海外の偉大な演奏家や演奏をただマネしているようでは日本人には勝ち目はなく、
むしろ日本人にしか出来ない繊細な作業で曲を追求し表現していく事こそが、日本人に求められている演奏であり、目指すべき形である、という言葉でした。
日本人は日本人であり、いくら頑張ってもヨーロッパ人にはなれない。
ごく当たり前の事ですが、西洋音楽を日々研究していると、ふとその当たり前の事実に蓋をしていたり、置き去りにしてしまうことがあります。
ただ、決してネガティヴに捉える必要はありません。
逆に言えば、
ヨーロッパ人は日本人にはなれないのです。
日本人特有の繊細さ、器用さ、きめ細やかさ、、
自国の文化や素晴らしさは、気づいていないだけでたくさんありますよね。
音楽に限った話ではなく、
日本の技術は世界一!と呼び声高く、外国人にも高く評価されています✨
そんな日本人としての自分に誇りを持ち、自分の得意な方法でアプローチしていく、それが納得する表現に繋がっていくのだと、今日改めて気付かされました。
楽譜に書かれている1音1音には全て意味がある。
本当にその通りだと思います。
ピアノを始めて約20年、またピアノに対する自分の意識、魅力、色々な概念が変わりました。
「自分の音楽」を妥協せず追求していきたいと思います✨
最後までお読みいただきありがとうございます🎵
Mahko
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