脇を締める
こんにちは。
Mahko (まあこ)Piano School です。
所沢市山口でロシアピアニズムを学べるお教室です🎹
ロシアピアニズムと従来の奏法の違いを色々と挙げたらキリがないのですが、
大きく異なる点の一つに、"脇"があると思います。
現に私も師匠から指摘され、最近の私のテーマでもあります💡
従来の弾き方ですと、高音域、或いは低音域の音を弾いていくに連れて脇がどんどん開いていき、肘をロックした状態で指弾きをしていく形が主流だと思います。
ですがその形だと指が疲れ、平面的な音になり、更には思ったよりも音量が出ません。
考えてみれば指の重みだけで頑張っている状態なので当たり前なのですが…
対してロシアピアニズムでは、脇は常に締める状態をキープします。
でも高音域、低音域はどうやって弾くの…?
と疑問を抱く方が多いと思います。
音域が広がっていく時には、脇を締めた状態をキープしながら、上半身ごと重みをかけてついていくのです。
そうすると音に上半身の体重がしっかり乗りますので、音の倍音量、深みが増し、音のバリエーションが広がっていきます。
指で弾いている感覚からどんどん遠ざかっていくと思いますよ💡
上半身はかなり色々な方向についていきますので、当然の事ながら体幹は重要になってきます。
練習のコツとしては、
どんな楽譜でも良いので、脇に挟んだままパッセージを練習してみて下さい。
厚み、重みがあるものの方が疲れるので、薄い本で大丈夫です。
脇の緊張感を体験できると思います!
そしてピアノを弾くとき、その緊張感をずっと保ったまま(締めたまま)弾いてみて下さい。
きっと音が変わるのを体感出来ると思います✨✨
最後までお読みいただきありがとうございます😊
Mahko🎹
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