文法
こんにちは。
Mahko Piano School です。
所沢市山口でピアノ、ソルフェージュを学べるお教室です。
講師自身はロシアピアニズムを日々練習、研究しております🎹
コロナウイルスの影響が日に日に大きくなり、不安な日々が続きますね💦
私自身もマスク、手洗いうがい、消毒、換気、不必要な外出を控える、など出来る限りの事はしているつもりですが、目に見えないものだからこそ怖いですよね💦
生徒さんも親御さんも皆さんお家にいる時間が日々長くなっている事と思います。
こんな時こそ私は音楽を聴いたり、ピアノに向かう時間が何より心が落ち着き、没頭出来る時間になっています。本当にピアノを弾けるって幸せだなあと実感します🙏✨
今日は、私自身も課題であり、多くの人が出来ていない考え方、練習の仕方についてのお話を少し💡
「音楽」と「文法」
一体なんの関わりが、、?という疑問もあると思います。簡単にご説明しますね✏️
♪さいた さいた チューリップの花が〜
有名なチューリップの曲です🌷
簡単な音名にすると、
♪ドレミ ドレミ ソミレドレミレ 〜
となりますよね。
これを、ちゃんと歌に合う文法で違和感なく弾く事って意外と難しい。
例えば、"さいた"は一息で一つのフレーズで歌いますよね。漢字だと"咲いた"と書きます。
そうしたらむやみに腕を振ったり音を切ってしまうと、"さ・い・た"とぶつ切りのただのあいうえおになってしまいます。
"咲いた"という言葉には聞こえません。
さらには、"チューリップの花が"というフレーズに関しては、音のまとまりが長くなるので、何も考えずに弾くと
"ちゅー・りっ・ぷ・の・は・な・が"
という、世にも恐ろしい😱(笑)ロボットのような自動音声のような機械的な"ただの音"になってしまいます。
でも❗️これって本当に多くの人が陥りがち💡
気付いてないだけでそうなっている人って本当に多いです😅私もその一人😱😱
ではこうならないようにはどうしたら良いのか…?
それは文法を考えること。グループ分けです。
"チューリップの花が"をどういうグループにするのか?
一例ですが、例えば、
①チューリップ の 花が
②チューリップの 花が
③チューリップ の 花 が
④チューリップの花が
⑤チューリップ の花が
などなど…どこまで繋げてどこでグループを切るのかまず考えます。
そしてその流れが不自然に妨げられないよう、注意しながら身体や腕を使って音を運んでいきます。
そこで初めて、ただの単音の繋がりだったものが意味を持った音、音楽になります。
分かりやすく今回はチューリップを使って説明しましたが、難易度が上がった曲においてもどんな曲でも同じです💡
グループ分けをして弾いていくと、音の方向性、流れ、フレーズ感、すべてのバランスが取れてより音楽的な表現が出来てきます。
ロシアピアニズムを勉強し始めたからこその観点かもしれませんが、その点に気が付いて練習をすると、自分の音楽が本当に変わってきます!
かく言う私もまだまだ勉強中ですので、ぜひ一歩ずつ!私と一緒に頑張りましょう💓
なんだかよく分からない、もっと詳しく聞いてみたい…という方はどうぞお問い合わせ下さい🌸
最後までお読みいただきありがとうございます🌷
Mahko💓
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